初めてのウッドデッキ補修をやってみる
こんにちはノブノブです。
今回、自宅のウッドデッキ(木製テラス)の補修を自分で実施しました。
新築からほとんどケアらしいケアもしないで、25年間経ってしまいました。
当家のウッドデッキは、一番長い所で約10m、深いところで2m60cmもある、
広大なデッキです。業者さんにお願いすると恐ろしい値段になりそうなので
ウッドデッキ初体験ですが、自分で補修することにしました。
なお、素人なので参考書が必要ですが、下記の書籍が非常に参考になりました
また今回私が使う用語もこの書籍の使用方法をそのまま利用させていただいています。
今回はどこまで補修するか。
補修前の荒れた状態です。雨が多く当たる部分は、腐食してしまいました
写真2のコンクリート基礎部分が露出している範囲は、かつてやはりウッドデッキの張り出し部分でしたが、腐食が激しく危ないので、数年前に思いっきりカットしてしまった部分です。
今回は現状荒れたまま残っている、手前奥行60cm、長さ10mにわたって全て張り替えることと、すでに失っている張り出し部分幅5m40cm、奥行き80cmを、新たに作ることとしました。
計画部分を解体する
計画部分を解体します。
解体することによって、束柱や根太の腐り具合などを確認できます。
腐食の激しい所は補修・交換、 使えるところはそのまま使うというように計画します。
資材の調達量がこれではっきりします。
解体のためには、バールが必要です。
結構深いくぎが打ってるはずなので、しっかりしたバールが必要です。
長さは450㎜以上ないと使いものになりません。
私は鉄製の重いバールを買ってしまいましたが、下記の商品は評判が良いようです。
少し浮いているくぎの頭にしっかりバールをかませて、テコの原理で力いっぱい引っこ抜きます。
くぎの頭が浮いていない場合は、床板の隙間などにバールを突っ込み、床板そのものをはがしていきます。
さて実際すべての床板を外したら、当家のデッキは束柱の上に90㎜角の「桁」が渡してあり、その上を「垂木(断面40㎜×30㎜)」が縦に敷いてあるという構造がはっきりしました。
腐食の程度を確認し、結果的に、
垂木はすべて交換、束柱は数本のみ交換、床板はすべて交換とし、桁はそのまま使います。
資材と器具を計画する
今回は、10m×60cm部分だけを計画し、張り出し部分は後日の計画とします
基本は安く済ませたいので、安いSPF材にします。メンテナンスが必要な材木ですが、定年後で時間はあるので、こまめにメンテナンスしてあげようと思います
床板は、元の床の厚みと合わせて1×4のSPF材にします。
垂木はホームセンターで安く売っていた杉角材(40×30×1820)とし、
束柱は、90㎜角杉材3000mmを一本と見積もりました
また、電動丸鋸、塗装用品が必要です。
資材と器具の購入計画
- SPF 1×4材 1820 40枚 単価228円 計9,120円
- 杉角材(30×40×1820)12本 単価140円 計1,680円
- 杉角材(90×90×3000) 1本 計2,100円
- 水性塗料 3.2L 1個 5,680円
- コースレッド(ネジ)45㎜ 88本入り 1袋 113円
- コースレッド(ネジ)75㎜ 47本入り 1袋 113円
- スパイラルくぎ38㎜ 約870本入り 1箱 1,124円
- 電動丸鋸 DCMオリジナル165㎜ 6,980円
ざっと27,000円程度の購入計画です。
電動丸鋸も、上を見ればきりがありませんが、使う頻度と性能の兼ね合いから日曜工作用のもので十分と判断しました。
ただ90㎜角材を切断するので、切込み深さは、刃径165㎜が使えるものを選びました。
ただしベースはアルミベースのもののほうが耐久性が良いので、アルミベースのものを選びました。
私が買ったのはDCM商品ですが、日立製のものも微調整ができ評判が良いようです。
DCM商品はコードの長さが2mしかなく、意外と不便でしたが日立製は5mあります。
くぎやネジの長さなどは、扱う資材の厚みなどで変わるので、参考にされる方は必ず使う資材との兼ね合いで計画してください。
このほかの道具として、水性塗料用のはけ、塗装用ローラー、インパクトドライバー、サシガネ、メジャー(5.5m)、カナヅチ、水平器などが必要になります。(私はすでに所有していたので、今回の購入計画には含みません。)