ノブノブのあすなろ奮戦記

写真、オーディオ、DIYなど趣味で定年後の自分を成長させる毎日

ウッドデッキの補修(組み上げ~完成編)初めての本格的DIY

 

いよいよ組み上げです

こんにちは。ノブノブです

資材や道具をそろえ、いよいよウッドデッキ作成の段階になりました。

古いウッドデッキは、計画編の画像でご覧いただいた、解体したままの状態です。

まずは、腐食した束柱や垂木を外して、新たに組みなおす必要があります。

 

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一部の束柱を交換

束柱は全部で12本あるうちの4本がかなり腐食しており、交換することにしました。

太くて長いくぎで桁に斜めに打ち込んであるのを、バールで悪戦苦闘してひっこ抜き、やっとの思いで外しました。

1本外したらその高さを測り、新しい4×4角材を同じ高さに切断して組み込んでいくという方法です。それぞれの高さが微妙に異なるので、一本一本実測しながらの作業です。

組み込む前に切断面を塗装することも忘れませんでした。

桁との固定は、補強金具を使用しました。

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4×4角材の切断方法

4×4材は、断面が90㎜角の太い角材です。

今回購入した電動丸鋸は最大切込み深さが56mmです。

ですから1回の切断では切り落としできません。参考書にも書いてありますが、角材を回し切りにする感じで切り落とします。

かなり意識を集中して作業しましたが、初心者は切断面が凸凹になります。

ウッドデッキが組みあがった後では目立たないので、気にしなくても良い部分ではありますが、限りなく玄人に近づきたい素人なので、ここは何度か練習をして切断面がきれいになるようにしました。

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切断する3面に線を引きます

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最初の面を切り込みます

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次の面を切り込みます。

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3面を切り込んだ状態。最初は凸凹

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練習後。きれいに切断できました


垂木は45cm間隔にしました

今回の床板は、既存の部分の床板が1×4サイズなので、同じく1×4のSPF材です。

参考書では2×4材で垂木間隔60cm程度としていますが、1×4は薄いのでそれですと強度に問題がありそうです。

実際60cm間隔で垂木を置いてその上に床材を仮置きし、私(体重60kg)が乗ったら重さでふかふかする感じになりました。

既存の垂木が45cm間隔でしたので、同じく45cm間隔にしたら、ほとんどふかふか感がなくなりましたので、垂木間隔を45cmにします

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垂木の間隔

垂木の長さは外壁面から床板6枚分+床材の隙間3㎜程度で計算し、560㎜としました。(床板を仮置きしてみたら、床材の湾曲などでうまく並ばないので、余裕を考え最終的には570㎜にしました。)

長さが決定したら、必要本数を切り出しておきます。

垂木は桁に75㎜のコーススレッドを打ち込んで固定していきます。基準になる最も端から組んでいきます

この作業ではインパクトドライバーが必須です。昔買ったインパクトドライバーが大いに役立ちました。

垂木を45cm間隔で固定していきますが、次の床板を渡すところでは両側の床板が垂木の半分に乗るように微調整をしてから固定していきます。

今回は1820㎜の長さの床材ですから、各4本目の垂木が床材の渡るところになります。

実際に床材を仮置きして微調整していきました

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床材を渡す部分の構造

床材を打っていく。

いよいよ床板の組み上げです。ここは見た目にも影響するので、しっかり組み上げたいところです。

床板を並べてみて、等間隔になるように微調整をして仮置きします。

仮置きの段階でわかったことですが、床板の数本がわずかに曲がっており、きれいに並びません。隙間が均等ではないので見た目が悪くなってしまいます。

資材購入の際によく選定しなかったのが悔やまれます。

しょうがないので、湾曲はそのままでなるべくきれいに見えるように微調整しながら、床板にくぎを打っていきます。

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床板が湾曲して隙間が均等ではない

くぎを打っていて気が付いたことですが、自分の持っていたハンマーが小型で、長いくぎを大量に打つには非常に非力であることが判明しました。(床板一枚に8か所。合計320本のくぎを打ち込むことになります)

そこで、急遽ホームセンターに飛んでいき、重くてしっかりしたハンマーを購入しました。

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右が新しいハンマー。570gと書いてある

やはり道具の効果は重要ですね。楽に、しかもまっすぐにくぎが打ち込めるようになりました。

何とか全部床板をつけることができました。

 

幕板をつけ、最後の塗装をする

最後に幕板をつけました。幕板も1×4のSPF材です。

張り出し部分のデッキを増設する予定もありますので、幕板は幅の狭いものしました。

垂木の淵に幕板をコーススレッド(38㎜)で固定していきました

 

全部組み上げ終わったあと、最後の塗装をします

今度は、はけを使って表面と隙間を塗っていくのです

塗料をよく攪拌してから、はけに少量の塗料をつけて、木材の表面に薄く塗っていく感覚です。

すでに2度塗りしているので、薄く塗るだけで充分ですが、くぎやネジを打ち込んだところは丁寧に塗っていきます。

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補修が終わったデッキ部分

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反対側からの画像(一部の床板を張る前)


いかかでしょうか。素人DIYなので突っ込みどころは満載ですが、初めてとしては上々の出来と、自己満足しております。

補修部分としてはこれで一応完成ですが、張り出し部分を増設したいと思いますので、この勢いで何とか片づけたいと思います。

 

大がかりなDIYは初めてでしたが、今回のことで多少自信が付きました。

かかった日程ですが、

  • 資材購入と塗装・・・2日
  • 解体、組み上げ、・・1日
  • 幕板、最終塗装・・・半日
    のべ3.5日でした。

次回からは増設編です。

 

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