初めての水周りDIYに挑戦
こんにちは。ノブノブです。
浴室のシャワー混合水栓が古くなり、温度調節ができなくなったので
新しいものに交換することにしました。
事前に先輩の方々のYou Tubeなどを見て、作業の手順を頭に入れて取り掛かりました。
気楽にできると思って始めましたが、想定外の出来事に右往左往。
水漏れの心配が残るなど、水周りのDIYはとっても大変でした。
手順1.新しい混合水栓を用意
古い混合水栓はLIXILのBF-5145Tです。
温度調節ができなくなりました。
デザインもいかにも古い感じですよね
アマゾンで新品を購入しました。
評判の良いTOTO TMGG40Eを購入しました。
いままでの水栓も一般的なものだったので、あまり高くないもので
選びました。
なお、必ず必要なシールテープは付属していないので、別途購入しました。
手順2.古い混合水栓を外す。
初めに水道の元栓を止めます。
元栓を止めずに水栓を外したら、激しく水が噴き出し大変なことになります
当家の元栓です。これを「しめる」の方向に90°回します
このまますぐ作業をすると、残っている水が噴き出してくるので、
他の水道の蛇口を開けて、水抜きをします
水が止まれば水抜きができました。
家中の水がすべて止まる
当たり前ですが、元栓閉めているので家じゅうの水が全て止まります。
トイレも使用できません。手も洗えません。
私の場合、家族が起きてこない早朝に作業を始めました。
30分~1時間の作業と軽く考えていました。
さて、本体についている六角のボルトを時計回りに回し緩めて、本体を外します。
手持ちのウォーターポンププライヤーを使用しました
(昔買った工具セットに入ってました)
こんなやつ↓
外した状態です。
次に取付脚(上の写真部分)を外します。
取付脚そのものを反時計まわしに回して外します。
想定外1、壁内のパーツが取れてしまった
なんと、取付脚だけを外すつもりが、水道管の継手パーツも一緒に外れてしまいました
先輩You Tubeにも同じ事例がありましたが、まさか自分にも起きるとは・・・
元の水道管は、壁の奥深くに見えますが、手など届きません。
どうしたらいいのか💦、
心を落ち着けて、取付脚から部品を外して、元に戻そうと考えました。
古い水道管はさびや水垢で汚れています。接続部をきれいにしないとそこから水漏れするといわれているので、掃除したいのですが、深くて指など届きません。
そこで長いドライバーにウェットティッシュを巻き付けて、奥の水道管にぐりぐり擦ります
びっくりするくらい汚れていました。何度も何度もウェットティッシュを交換して、きれいになるまで掃除します。
古いシールテープの残骸もピンセットを使ってきれいにはがします。
外れた部品もきれいにします。
想定外2 元に戻せない
さて、外れた継手部品にシールテープを巻いて、奥の水道管に取り付けます。
初めてシールテープを巻くので、慣れるまで何度も失敗しました。💦
しかも、またまた問題が発生です。
タイルの穴が小さく、継手をつまんだままねじ込んでいくことができません。
ここでようやく、この部品の内部が六角になっていることに気が付きました。
そうだ、極太の六角レンチがあれば、回せるに違いない!!!
急遽ネットで調べると、極太六角レンチが存在します。
また、外れた水道管の継手部品が「多角穴ザルボ」というものだ・・ということがわかりました。
ザルボも新しくしよう!
急いでホームセンターに走ります。(近くのホームセンターは朝6時半から開店)
この時点で作業開始してからすでに1時間半近くが経過。
早くしないと家族が起きてきてしまいます。
外した多角ザルボと同じ直径と長さのものを探し、六角レンチを探しました。
あった!!
急いで家に戻り、新品の多角ザルボにシールテープを巻き、六角レンチを中に通して
ゆっくり奥の水道管に差し込み、締め付けていきます。
やった!!。
きれいに入りました。
手順3.取付脚をつける
やっと下準備が終わりました。(やれやれ)
これから新品混合水栓の組み立てです。
最初は取付脚の取り付けです。
想定外3、フランジの大きさが合わない
またまた問題発生
今度は新品に付属のフランジの大きさが合わないことが判明
これらも規格品ではないのですね
元のものより小さいのです。
このままつけると、タイルに開けた穴が隠れません。
ならば、古いものをそのままつけようとしましたが、厚みがあるので取付脚が水道管に深く食い込みません。
もう最初の作業開始から3時間もたってしまいました。
今は水道を早く使いたいので、古いフランジを使い、とりあえず取付脚をつけて、取付脚の止水栓を時計回りに回して、止水します。
元栓をあけて、家族のトイレに間に合いました💦
手順4.本体を取り付ける
もう一度ホームセンターに行きました。
大きくて薄いフランジがあるか探しに行ったのです。
ちょうど良いフランジはありませんでしたが、ステンプレートというものを見つけました.。いわば穴隠しです
これを使うことにしました。
もう一度取付脚を外します。(もちろん事前に元栓をしめます)
ステンプレートをタイルに貼ります。
取付脚にもう一度シールテープを巻きなおし、取り付けます。
取付脚がつきました。
本体を取り付けます。
取付脚を左回しにしないよう注意しながら、本体が水平になるように取り付けます。
出来た!!
シャワーも取り付けます。
元栓をあけて、止水栓を調整してテストしました。
やった!! ちゃんとお湯も出ます。
まさか! 水漏れしている!!
念のためよく確認すると、なんとステンプレートとタイルの隙間から、ぽた、ぽた、と水が漏れているではありませんか。
ここでポタポタ程度なら、壁の内側ではもっと水が漏れているかも・・
もう一度やり直しです。(心が折れそうになる)
本体を外し、取付脚を外し、シールテープを巻きなおし、
丁寧に丁寧に最初から取付作業をしました。
今度は水漏れはしていません。
今度こそ完成です(やったー。でも疲れた!)。
結局朝6時から11時くらいまでかかってしまいました。
ホームセンターにも2回も足を運びました。
快適なシャワー生活
新しいシャワー水栓はとても快適です。
- エアーインシャワーで柔らかな気持ち良いシャワー
(セレブな雰囲気?) - シャワーと蛇口の切り替えがわかりやすく、カチッと気持ち良い
- デザインがおしゃれ
- 以前は温度調節できなかったですが、当然できるようになったので快適
なんだかんだありましたが、交換してよかった。
初心者の水周りDIYには覚悟が必要
一度水漏れがあり、気が付いて作業をし直しましたが、その本当の理由がわかりませんでした。
- シールテープの巻き方の問題?
- 水道管にねじ込む深さの問題?
- 全く別の問題?
今回、いろいろな先輩のブログなどを参考に水栓の交換に挑戦しましたが
想定外の出来事もあり、結局、取付脚を都合3回も外したり取り付けたりしました。
シールテープの巻き方やザルボの締め方など細心の注意を払いましたが、
所詮素人のやることです。
もしかしたら壁内の水道管のつなぎ目で水漏れを起こしているかもしれません。
(実はとても心配です。)
壁内の状況を調べる方法もありません
経験豊富であれば、作業に確信がもてるのでしょうが・・・。
DIYは自己責任です。
わずかな水漏れでも長い間には住居そのものを悪くします
特に壁面内部で水漏れしていれば、木を腐らせ、土台を弱くします。
この覚悟がなければ、水周りはいじらないほうが賢明?
今回は良い教訓になりました
でも、トイレの改装も自分でやりたいと思っているので、懲りずにまたやると思います(笑)