ノブノブのあすなろ奮戦記

写真、オーディオ、DIYなど趣味で定年後の自分を成長させる毎日

逆光で街を写す

 

 こんにちは。ノブノブです。

今日も逆光の作品を紹介します

私は、逆光で街を撮影することが非常に多いです。

早朝や夕暮れ時、街はきらきらと光り輝きます。

この「きらきら」が大好きなのですが、また私の「心象風景」と

非常に合っているというのが、その理由でしょう。

 

しかし、逆光の写真はなかなか難しいです。

まず何といっても、逆光の状態を「美しい」と感じて、被写体として

探し出す「カメラ眼」が必要になります。

肉眼で見ている逆光の風景は、そんなに美しくはないからです。

 

「カメラ眼」を養う

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キヤノンEOS50D タムロンSP AF70-200/2.8 Di LD IF 撮影地:埼玉県鴻巣市

今日の作品は、車で移動中偶然出会った景色です。すぐに近くのコンビニに車を止め、

歩きで撮影ポイントまで戻り、撮影しました。

 

偏光サングラスを常時着けている。

逆光の風景を「カメラ眼」で見つけるコツは、偏光サングラスを常時身につけること

です。ただのサングラスではだめです。偏光(ポラライジング)サングラスです。

 

偏光サングラスは以下の効果があります

 1、実際よりアンダー(暗く)見える

 2、色彩コントラストが高くなる

夏場、車の運転などで着ける方も多いと思いますが、撮影の際はなるべく常に身に

着けるようにします。すると、景色がフォトジェニックになるのです。

(真冬の夕方など、効果絶大です)

前回の夕景の撮影方法でもお話しましたが、逆光を撮るコツの一つは、思いっきり

アンダーにすることでした。偏光グラスをつけていると、肉眼より常時アンダーに

なっており、またコントラストも高いので、いつでも「カメラ眼」になっている

いえるでしょう。

もっとも、冬でもサングラスを着けて、カメラを持って歩いている人は、

かなり怪しい雰囲気ではありますが・・・(笑)

 

カメラ眼を作品にする技術

前にも書きましたが、作品は「自分の感情を表現する」ものです

自分のカメラ眼が、どんな時の「美しい」と感じるのか、その傾向が分かれば

それに対応するカメラ技術もある程度決まってきます

私の場合、最初にもお話したように、逆光時にそのカメラ眼がビビッと来ます。

今日の作品の場合、

 1、思いっきりアンダーにする

 2、絞り込んでフレアーを抑える(絞りを開けるとフレアーは増えます)

を、実行しました

 

しかし、もう一つ重要なことがありました

 3、ホワイトバランスをオートにしない

 

デジタルカメラの場合、ホワイトバランスは「オート」のままになっていることが

多いと思います。がしかし夕日など撮影の場合は「太陽光」にセットします

ホワイトバランスをオートにすると、夕日の「赤み」が減ってしまうからです

実は今日の作品はホワイトバランスがオートのままでした。「太陽光」に

セットしてあれば、もっとオレンジ色に輝き、私の「心象風景」にさらに

近づけることができたのに・・・と反省しきりです

 

「今日の作品」の撮り方

1、怪しまれない程度に偏光サングラスをつけていること

2、ホワイトバランスを「オート」のままにしておかないこと

 

次回は光の取り入れ方など、紹介したいと思います。