ノブノブのあすなろ奮戦記

写真、オーディオ、DIYなど趣味で定年後の自分を成長させる毎日

人物の背景に光を取り入れる

 

こんにちわ。ノブノブです

今日は人物写真です。

人物写真というと当然、被写体である人がクローズアップされます

私も家族や子供の写真を多く撮りますし、被写体である当の人物を

撮りたいという動機でシャッターを押しますので、何よりも人物の

表情やポーズが最も重要であることには変わりありません。

しかし、写真全体を引き締め、さらには人物をより引き立たせるために

背景にもっと気を使ったほうが良い結果が得られます

 

背景にスポットライトを入れる

スポットライトといっても、人工的なライティングではありません

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Nikon F3 Ai-s50mm f1.4 PROVIA 撮影地:埼玉県秩父市

 

上の写真は、秩父の有名なお寺「金昌寺(札所4番)」で撮影しました。

人物に木漏れ日の中に入ってもらい、右上からスポットライトが

当たっているようにしました。

また、背景にも木漏れ日がさしています

やや、暗い背景に人物が浮き上がって見え、さらにその背景にも木漏れ日が

あることで、空気感のようなものが写真全体に付加できていると思います。

 

背景を常に意識しポジションを決める

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Nikon F3 Ai-s 35mm f1.4 業務用フジカラーISO100 室内自然光

上の写真は自宅室内で撮影しました。

子供はじっとしていることがありません。

このカットを撮るまでに20枚くらいシャッターを切っています。

しかし、玄関から入る背景の光を入れたかったので、私の位置は変えずに、

子供がこっちを向くまで我慢し、気に入る表情を捉えるまで何度もシャッターを

切りました。

正面の窓から入る光が、表情を照らし、アイキャッチにもなって

います。

この場合も、背景に光を取り入れることで、人物を浮きだたせる効果が

付加できたと思います

 

背景は舞台演出のようなもの

人物写真は表情やその人の美しさそのもので、絵になる場合が多いと思います。

しかし演劇では舞台演出が重要な要素であると同様に、写真では背景が非常に

重要なファクターになります。

舞台演出で主題を強調したいとき、舞台は暗くなり、人物と背景の一部にライトが

当たるという方法がよく使われますよね。

しかし、スタジオ写真と違って、スナップでは常に万全の背景が用意できるわけ

ではありません。当然偶然の要素が非常に強くなります。

背景を意識することは重要ですが、背景を気にしすぎると人物の表情などの

シャッターチャンスを逃します。

難しいですよね。

 

「今日の作品」の撮りかた

1、自分や被写体の位置を調整し、なるべく背景に光を取り入れる

2、背景をシンプルにする(絞りを開けて、背景をぼかすなど)

以上2点だけを意識しながら、人物写真を撮ってみましょう

それだけで、単なる記念写真ではなく、「作品」的な写真になっていくと思います

あとは、良い表情になるまで、ひたすらシャッターを切り続けましょう。

 

 

 

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