ノブノブのあすなろ奮戦記

写真、オーディオ、DIYなど趣味で定年後の自分を成長させる毎日

オシャレなガーデンテラスをDIY

 

オシャレなガーデンテラスをDIYで作成。

何もない庭なので、常々ガーデンテラスを作りたいと思っていました。

BBQやお茶会を庭でわいわいやりたいが、ただの雑草庭では・・・・。

でも、すべて自分で作業するとなると、どんなデザインや材料が適切か・・・

構想を練り、ホームセンターやネットで資材を探す作業だけで、3-4か月もかかってしまいました。

何とか、今年の7月には家族6人でBBQをしたいと思っていたので、やっと決断して、6月から作成開始。天気など様子を見ながらの作業で、ギリギリセーフで完成しました。

 

製作のしやすさ、おしゃれなデザイン、実用性を考慮してこんなガーデンテラスができました。

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ウッドデッキ側から見たガーデンテラス。ウッドデッキから芝生ゾーンに直結している。

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反対側から見た状態。コンクリート平版に隙間を作り化粧砂利を入れることで、

アクセントになり、若干広さも確保できた。

 

正方形のデザインにした。

最初に悩んだのが、デザイン。円形にするか四角にするか。

円形の方がおしゃれな感じもするが、円形のコンクリートブロックが高価なのと、

周囲を人工芝で囲む予定でしたので、作業が大変!と思い、四角形にすることにしました。

これは後から感じたことですが、実際BBQをするにあたり、テーブルやいすの配置、BBQグリルを置いてみると、四角形のデザインの方が使いやすいことがわかりました。

 

資材はコンクリート製平板、それにレンガと固まる砂。

ガーデンテラスのメイン資材も悩みました。選択に当たり、考慮点は次の通りです。

  1. 安いこと
  2. メンテナンスが簡単(BBQの油汚れも落としやすい材質)
  3. オシャレなこと

レンガ、御影石、タイル、コンクリート板などなど、

 

結局上記の条件に合う素材として、地元のホームセンター「MUSASH(ムサシ)」で売っていた、パターン模様があるコンクリート製平板「チェッカーストーン・グレー」(30CM角、49枚。1枚598円)に決定しました。

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「MUSASH」で見つけた。他のホームセンターにはありませんでした。

表面が結構すべすべしているので、見栄えが良い。

今回使用したのはグレー。レッドもある。

 

これをただ地面に並べただけだと、平面が取りにくいのと、隙間から雑草が生えてくるので、下地に「水で固まる砂 マジカルサンド」を敷き、周囲はレンガで縁取りをすることにしました。

 

縁取りのレンガは、「アンティークレンガ」を使用。3色(ベージュ、ブラウン、レッド)を使用(@96円×計48個)。レンガで囲む理由は、固まる砂が端から崩れないようにするためでもあります。

※「マジカルサンド」は、全部で25袋程使用。(@598円 15㎏入り)厚さ約3㎝の土台ができる。

 

さらに周辺を人工芝で囲む

今回ガーデンテラスだけだと1辺が2m40cmなので、少々小さく感じるので、さらに幅1mの芝生ゾーンを設けました。

 

これにより、1辺約4m40cmのガーデンテラス+芝ゾーンができました

 かなり広い!!

ガーデンテラスの作り方

  1. 場所を決め、約5CM程度掘り起こし、平らに整地する。
  2. 内寸が、2m40cmの木枠を作る

   ①1×4材で回りを囲み、要所要所に角抗を打って固定する

   ②各木枠は水平器で確認し、必ず水平に設置する。

 

   3.固まる砂を巻き、表面を水平に整地する。

   ①均すための定規板を作っておく。

   ②必要数の半分くらいの固まる砂(約15袋)を木枠内に山盛り投入する

   ③定規板を木枠の上を滑らせて均していく。

 

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今回の定規板と固まる砂の均し方。二人で両側

   ④均した上にまた、固まる砂を盛り付け、同じように均していく。

   ⑤全体を均すまで、上記を何度か繰り返す。

  

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固まる砂を均した状態

 4.固まる砂に水をまき、2日程度固まるのを待つ
 5.固まったら、端からチェッカーストーンを敷き詰めていく。
   チェッカーストーンの間に、約15cmの隙間を縦横に作っておく

   

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端から模様を組み合わせながら敷いていく。

今回は2枚、3枚、2枚の間に15㎝の隙間を作った。

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チェッカーストーンを並び終えた状態。縦横に15㎝感覚の隙間が通る。


 6.15CMの隙間に、洋風砂利を敷いていく。

 

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洋風砂利を敷き詰めた状態。

 7.木枠に沿って、木枠の外側に深さ15㎝、幅10㎝程度の溝を掘っていく。

   溝が掘り終わったら、木枠を外す。

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木枠を外した溝。上からチェッカーストーン、固まる砂の層、土の層が見える。

チェッカーストーンに沿ってきれいな断面の溝に仕上げていく。


 8.その溝にモルタルを敷きながら、アンティークレンガを敷き詰めていく。

  ①各色が交互になるように並べていく。

  ②今回は、レンガを横長の縦(細長い面が上になる)に並べて囲むことにした。

  ③モルタルの量や高さを調節して、レンガの頂点がチェッカーストーンの高さと

   合うようにする。

  

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レンガは隙間なく並べていく。またチェッカーストーンにピッタリつく様に固定していく。高さも飛び出さないように注意。


 9.モルタルが固まったら(1~2日程度待つ)、溝を土で埋める。

 10.完成

 

人工芝の敷き方。(手順を撮影するのを忘れました)

  1. 人工芝を施設する場所の地面を水平に均しておく。(角スコップを使用)

   凸凹が大きい場合には砂を敷いて均す。

   2.通常の赤レンガで周辺を囲み、芝用のフレームを作る。

   ①深さ10㎝、幅10㎝の溝を真っすぐ掘っていく。

   ②モルタルを敷き、その上に赤レンガを並べていく。

   ③レンガ同志はぴったりとつけて、隙間を作らない

   ④常に水平器で水平を確認しながら作業する。

     3.芝生エリアに防草シートを貼る。 

   ①隙間があるとそこから雑草が生えるので、隙間が無いように注意する。

   ②固定用のピンは打ち込まない。置くだけ

  4.人工芝を貼る。

   ①防草シートの上に敷き、上から固定ピンを打ち込む。

   ②施設する面積や形状に応じて、カッターやハサミでカットする。

   ③芝生表面の向きを合わせながら敷いていく。

  5.完成

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完成図。シェードを設置した図。シェードの1辺が2.4mなので、

ガーデンテラスのサイズにピッタリ。

失敗したこと

今回も特に設計図は用意せず、頭の中で図や手順を考えながら、場当たり的に作ってきました。

失敗としては、アンティーレンガと固まる砂の土台との間に隙間ができてしまったことです。

 

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アンティークレンガと固まる砂の間に、数ミリの隙間。

ここから雑草が生えてくる可能性が・・・


これは、作業手順に問題がありました。

 

例えば、本来の行程なら

 ①先にアンティークレンガで縁取り

 ②縁取りの中に固まる砂を投入し、均して土台を作る。

 (これならアンティークレンガとの隙間はできない)

 ③チェッカーストーンを敷く

 ④洋風砂利を入れる。

の順が良いでしょう。

 

※今回、この隙間には「ケイ砂」を埋めました。

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珪砂で埋めた状態。珪砂は非常に細かな砂で、歩道のブロックの隙間埋めなどにも使用され、雑草防止にもなる。

 もう一つの失敗は、芝生の目の向きを気にせず、人工芝を貼ってしまったことです。

購入時の人工芝は、芝の葉が寝ているので向きを合わせて貼らないと、貼り合わせの線がやたらと目立ちます。

明らかに「人工」芝という感じで、やや興ざめになってしまいました。

まあ、そのうち芝が立ってきて目立たなくなるだろうと思っています。

(貼り替えるのが面倒で、そのままです。)

 

今回のまとめ

作業量を減らし、美しく仕上げるために今回は「固まる砂」を使用しました。プロなら土台にコンクリートを使用するのでしょうが、大量に混ぜて練る作業だけでも、大変な労力です。またコンクリートで均一な土台を作ることも素人には難しいでしょう。

「固まる砂」でも十分な強度があるので、問題はないと思います。

 

また、今回はチェッカーストーンを土台の上に置いただけで、接着していません模様替えをしたくなったら、30㎝角のタイルや御影石などに変更できるのです。チェッカーストーンは厚さ2.8㎝、重さ5.6㎏あるので、割れたり動いてしまう可能性も非常に少なく、安心です。

 

このガーデンテラスの最大の利点は、メンテナンスが楽だということでしょう。

実際BBQの際の、焼き肉のたれの汚れなども、チェッカーストーンに水をかけて、雑巾やデッキブラシでこすれば、すぐきれいになりました。

人工芝もコスト高のようですが、芝刈りや雑草駆除などのメンテナンスが不要なので、とても楽です。

 

コストは約80,000円でした。(スコップや水平器などの道具は、以前購入したものなので今回費用には入れていません)。作業期間は土日のみで、雨天などを避けて作業したので、通算90日くらいかかっていますが、実質日数は10日程度でした。

 

家族からは「とても良い」の評価がもらえました。

実際に7月末、家族だけのBBQを楽しみました。

直前に速成BBQコンロもあわてて作成しましたので、

次回はそのBBQコンロの作成記をご報告します。

 

使用した資材と道具

1.チェッカーストーン(コンクリート製デザイン平板)

       ホームセンター「Musash」(ムサシ)で購入。
       1枚=598円(税込み) ×49枚使用

  Musash HP:

hc-musashi.jp

2.アンティークレンガ(3色)
購入はホームセンターがお得。参考価格@90円前後。

NET通販で買うと送料もあり割高です。

3.洋風砂利

 カインズホームセンター 1袋=348円(税込み) × 4袋

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商品情報:https://www.cainz.com/shop/g/g4525004028318/

4.人工芝 (幅1m×約11m)毛足30mmのものを購入。

 10mのロールを購入後不足分は、切り売りで購入しました。

 

5.人工芝用U字型固定ピン(10本入り)2袋

6.赤レンガ

  参考価格@120円前後 芝生周辺の枠取り用に今回58個使用。

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商品情報:https://www.cainz.com/shop/g/g4965888010120/

7.簡易モルタル(水を加え練るだけでモルタルになる)

  1袋=25㎏入り @598円×3袋~4袋(ガーデンテラス用)。

          (※別に芝周辺のレンガ用に5袋使用)

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商品情報:https://www.cainz.com/g/4549509576372.html

8.水で固まる「マジカルサンド」(15㎏入り)

  大手ホームセンター「カインズ」で販売

  1袋=598円(税込み)今回は25袋使用 

 

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商品情報:https://www.cainz.com/shop/g/g4549509031864/

9.防草シート

10.1×4木材 長さ3680㎝ × 5本

11.角抗 3×4× ㎝ × 8本

12.角型スコップ 地面を均したりするのに便利。

 

13.手持ちシャベル(穴掘り用と掘った穴の成型用と2種類あると便利)