ある調査によると、家宅盗難の30%強はドアチャイムを鳴らして留守を確認するとか。
録画できるテレビドアホンにすれば、顔が割れるので少しは盗難防止になるかも・・
築25年の一戸建て。新築時のピンポーンチャイムのまま25年過ぎました
以前からドアホンへの交換を検討していましたが、ピンポーンチャイムの電池が
無くなったのを機に、やっと重い腰を上げてテレビドアホンへ交換を決意。
やる以上はコード類を表に出さずにきれいに仕上げたい。
しかもできるだけ安く、簡単に交換したい
実際に初めてみて・・・・
美しく設置するためには、十分に準備しよう
テレビドアホンへの交換に当たり、以下の検討と準備が必要・・・
- テレビドアホンの機種選定
- ピンポーンチャイムの配線をそのまま使えるか
- テレビドアホン親機の取付け位置と方法
- 作業に必要な工具の準備
機種選定 パナソニックのVLーSE30XLを購入
機種選定にあたっては・・・
- 安いこと
できれば1万円以下で購入したい。 - カメラ玄関子機にLEDライトがついていること
玄関の照明が人感センサーではないので、夜の来訪者の顔が暗くて判別できないのは困る。玄関子機にライトがついていると便利 - 電源直結式であること
電源直結式とは、壁の裏側で室内配線と直結させる方法。(電気工事士の資格が必要です。私はDIYのため電気工事士2種の資格を取りました)
ダイニングの腰壁の上方に設置予定ですが、電源コードを外に見せるとおしゃれな感じが損なわれる。 - ワイヤレスの必要性はない。
夜以外は2階の寝室にいないので、子機の必要性はない - モニター画面は3.5型が欲しい
安さだけで探せば2.5インチモニターの選択もあるが、画面が大きいほうが見やすいので、3.5インチは欲しい
ということで、パナソニックのVL-SE30XLに決定しました。
アマゾンなどで、似た品番の商品が価格違いでいくつかあります。
VL-SZ30KL、VL-SE30KL、VL-SE30XL・・・というように。
結局上記の違いは、電源コード式か電源直結式か程度の違いで、基本機能は全く同じなようなので、電源直結式のVL-SE30XLが最も安く(2018年12月Amazon購入時9,980円)、これにしました。
ピンポーンチャイムの通信配線をそのまま使う
当家のピンポーンチャイムは乾電池式です。
玄関の呼び鈴を押すと、ダイニングルームにある本体でピンポーンと鳴ります。
この間は、2本の通信コードのみで直結されていました。
新しいテレビドアホンも玄関子機との間は、2本の通信コードのみで結びます。
チャイム本体を外して通信コード引っ張ってみたら、床下を通って配線されていることがわかりました。
今回はなるべく簡単に作業したいので、この配線はそのまま活用します。
テレビドアホンの玄関子機もチャイムの呼びボタンの位置をそのまま使います
テレビドアホン親機の取付位置と取付方法
当家の場合、既存のチャイムと電源コンセントがほぼ縦の直線上にあります
チャイムからの通信コードと電源からのコードを取りやすくする為に、ドアホンの親機はこの中間の位置が最適と思いました。
取り付ける高さは妻の身長も考慮し、床から140cm~150cmの高さを予定します
壁に開口する穴の大きさ(5cm×9cm)にマスキングテープを張って、位置を仮決めします
壁裏の構造を調べて取付方法を決める
「取り付ける場所に穴をあけたら、すぐ後ろに柱があった・・・」では穴あけ損です
最初に「下地センサー」(シンワ下地センサーHG:品番78577)を縦横に動かし、大まかに柱の位置を確かめます。
次に、ピラーズキャッチネオでさらに奥の柱の位置を確認します。
当家の壁内部の構造は以下のような感じです。
調べてみると、取付位置の真後ろに横に走る桟(さん)がありました。
これを避けると本体の取付位置を大きく上下に変更しなければなりません
桟を跨ぐ形で取り付けることはできないだろうか・・・?
当然スイッチボックスもメーカー指定のはさみ金具も、桟にぶつかるので使えません。
考えた末、石膏ボード用のはさみ金具を使えば取り付けられることに気が付きました
準備する資材と工具
- テレビドアホン「パナソニック VL-SE30XL」 1台 (¥9,980)
- 電源コード VVF1.6 2芯 約2m (¥200くらい)
- 通信コードドアホン用 0.8㎜ 2芯 1m(通信コード端末処理用 ¥50くらいい )
- フルカラー用石膏ボード用はさみ金具(1組)(¥90くらい)
- シンワ下地センサーHG:品番78577 (アマゾン価格¥2,900円くらい)
- SKピラーズキャッチネオ P-11H (アマゾン価格¥1,033くらい)
- カッター
- マイナスドライバー、プラスドライバー
- はんだごて はんだ
- 絶縁テープ
費用は本体と資材合計で約11,000円前後。
下地センサーとピラーズキャッチは、今後使用する機会も多いので別途購入で費用合計4,000¥程度
カッター以下の工具は、自前のものを使います。
↓ 資材。部材関係をまとめました
(電線類はホームセンターなら1m単位で切り売りしてくれます)
さて、計画と準備はできました。
いよいよ作業開始です。作業実施編に続きます。